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ジェローム・ボアテング、ドルトムントとの大一番にむけ「決定力の向上を」

週末に行われたシュトゥットガルト戦ではバイエルンではじめて、主将を務めてプレーしたジェローム・ボアテング。29才のドイツ代表は決して、厳しい言葉を口にすることを躊躇することはなく、試合後はカウンターを許し勝ち点2を失いかけた場面など「僕たち自身に非がある試合となってしまった。GKを3・4回も1vs1の場面にさらしてしまったよ。最終的にみれば幸運な勝利だと言えるだろうね。もっと早くに試合を決定づけなくてはいけなかった」と反省の弁を述べた。

ただその一方で、リーグ戦では2位に勝ち点差11をつけて折り返すことに成功。特に今季途中から就任したユップ・ハインケス監督の復帰が大きく影響を及ぼしており、「自分たちのタスクをとてもうまくこなすことができていると思うし、無失点で終える試合もよく見られるようになった。守備がよくなっていると思うよ。ただその一方でもっと快勝を収められるような試合もしていかないと。そのためにはもっと決定力を改善していかないといけないね」との考えを示している。

特に水曜日に迫ったボルシア・ドルトムントとのDFBポカール準決勝進出をかけた大一番では、効率的に得点へと結びつけていくようなプレーをみせたいところだ。特にバイエルンにとっては昨年にドルトムントに敗退したというリベンジの意味合いもある。「そのためには全力を出し尽くすこと。難しい生き残りをかけた戦いなんだ。僕たちとしてはどうしても勝ち進みたい。ただいまのドルトムントは新生ドルトムントという感じだよ。不振のときの彼らとはちがう。」と警戒心をみせた。

 

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