マスチェの中国移籍が迫る
FCバルセロナと中国スーパーリーグの河北華夏は、ハビエル・マスチェラーノの移籍で合意しており、その金額は970万ユーロ(約13億円)となっている。しかし、契約はサミュエル・ユムティティ(現在怪我で戦線離脱)が戻ってくるか、ジェリー・ミナもしくはデイリー・ブリントなどの新たなセンターバックをバルサが獲得するまでは行われない見込みである。
スペインの移籍マーケットは1月1日から1月31日まで開かれ、その間がバルサがマスチェラーノ移籍を公式なものとする期間である。どちらにしろ、全ては12月2日にセルタ戦で負傷したユムティティの復帰にかかってくる。
マスチェラーノは2010/11シーズンにリバプールからバルサに2,400万ユーロ(約32億円)で加入している。しかし、そのうちの400万ユーロ(約5億円)は自腹で払ったのに加え、リバプールからもらっていた給料額から20%カットに応じしている。
■バルサで18タイトル
バルサに26歳で加入し、33歳で去る。バルサで選手として全盛期を迎え、18タイトル(リーグ戦:4度、コパ・デル・レイ:4度、スペイン・スーパーカップ:4度、UEFAチャンピオンズリーグ:2度、ヨーロッパ・スーパーカップ:2度、クラブ・ワールドカップ:2度)を獲得している。
なお、マスチェラーノは2019年まで契約が残っており、移籍金は2016年10月17日に契約更新した為、1億ユーロ(約133億円)である。