メッシPK失敗もL・スアレスとパウリーニョが揃って2発…バルサ、快勝で16戦無敗
リーガ・エスパニョーラ第16節が17日に行われ、バルセロナとデポルティーボが対戦した。
開幕から15試合無敗で首位を走るバルセロナは開始6分、リオネル・メッシ、パコ・アルカセルとつなぎ、最後はエリア内中央のルイス・スアレスがゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定。23分には、アルカセルが左足を痛めて負傷交代を強いられ、アレイクス・ビダルが送り出す。
前半の内にアクシデントに見舞われたものの、バルセロナは29分に先制点を奪う。エリア内に飛び出したメッシが、フリーでアンドレス・イニエスタの浮き球パスを受けると、冷静に横パスを選択。それをファーのL・スアレスが右足で流し込み、先制に成功した。
さらに41分、ドリブルでエリア内に侵入したメッシの左足シュートは右ポスト直撃したが、詰めていたパウリーニョがこぼれ球を押し込んで追加点。45分には、L・スアレスが自身のシュートのこぼれ球をラボーナで押し込もうとするが、ラインを割るギリギリのところでGKにかき出されたとの判定で、ゴールは認められなかった。
後半開始直後の47分には、右サイドのセルジ・ロベルトが送った絶妙なグランダークロスを、ファーでフリーのL・スアレスが合わせて3点目。その後もゲームを支配するバルセロナは70分、L・スアレスがエリア内で倒されPKを獲得し、キッカーのメッシがゴール右上隅を狙うが、ここは相手GKのセーブに阻まれた。
それでも75分、エリア内左に走り込んだジョルディ・アルバのシュートが、左ポストに弾き返されると、ゴール前に詰めていたパウリーニョが合わせて、リードを4点に広げた。バルセロナはその後も相手に反撃の隙を与えず、4-0で快勝。リーグ戦16試合無敗をキープし、23日に敵地で行われる次節レアル・マドリードとのクラシコに弾みをつけた。
【得点者】
1-0 29分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
2-0 41分 パウリーニョ(バルセロナ)
3-0 47分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
4-0 75分 パウリーニョ(バルセロナ)