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長友がW杯対戦3カ国を警戒 「どこの国も僕たちより格上」「ごまかしはきかない」

半年後の本大会について語る 「僕がマッチアップする選手は強烈」

 インテルの日本代表DF長友佑都が来年6月のロシア・ワールドカップ(W杯)グループHのライバルに対して、「どこの国も僕たちよりも格上」と警戒。「優勝を目指す」と公言していた2014年ブラジル大会とは真逆のアプローチで、4年に一度の祭典に臨むことになる。

 12日のイタリア杯16強セリエCポルデノーネで今季初の右サイドバックで先発フル出場。0-0のまま突入したPK戦で7人目のキッカーを務めて見事に成功させた長友は、試合後の取材エリアで半年後に迎えるW杯について語った。

「3チーム、どこの国も僕たちより格上だったんで、全チームが。ポーランドセネガルも、コロンビアもそうだし。特に、僕がマッチアップする選手は強烈な選手がいるんで」

 長友はこう語った。グループH第1ポットのポーランドFIFAランク7位、第2ポットのコロンビアは同13位、第3ポットのセネガルは同23位、第4ポットの日本は同55位とランキング上では最下位だ。

 圧倒的な走力と運動量で“エースキラー”としての評価を手にしている長友だが、サイドで相手の猛者と対峙することになる。

 前回大会グループステージ最終戦で1-4と完敗したコロンビアとは、来年6月19日のグループステージ初戦で戦うことになる。ユベントスの韋駄天アタッカー、フアン・クアドラードらライバル国の猛者を抑え込むことが長友の責務となる。

「フィジカルも100%で行って勝負できるか…」

クアドラード? そうですね、自分がW杯のピッチに立ったら、彼らと勝負しなきゃいけないんで、本当にごまかしはきかないというか、フィジカルも本当に100パーセントで行って勝負できるか、できないかっていうレベルの選手たち。それをイメージしながら僕も、W杯に向けて、体を作っていきたいな、という強い気持ちではいますね」

 かつては世界一のサイドバックを目指すと野望を燃やしてきたが、1勝もできずに敗退したブラジルW杯での挫折から長友はアプローチを変えた。世界の猛者と対抗するために、長友はさらなるフィジカル強化を誓っていた。

 

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