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鹿島、ACL初制覇へ大きく前進!! L・シルバ、セルジーニョ弾&クリーンシートで先勝!

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58分にレオ・シルバが均衡を破る先制弾!

鹿島アントラーズとイランのペルセポリスの顔合わせとなったアジア・チャンピオンズリーグACL)決勝は11月3日、県立カシマサッカースタジアムで第1戦が行なわれ、鹿島が2対0で勝利を収めた。

試合は序盤、アウェーのペルセポリスがボール支配で上回り、ペースを掴む。果敢なプレッシングも機能し、鹿島はなかなか押し返すことができない。

 22分、ピッチ上にアウェーサポーターが乱入し、試合が一時中断するハプニングが発生。すぐさま係員に取り押さえられたが、熱戦に水を差す行為に両チームの選手、スタッフが憤慨する場面もあった。

 鹿島は20分過ぎから徐々に両サイドを起点に反撃。25分には敵陣ペナルティエリア内で鈴木優磨が反転シュートを放つも、惜しくも枠を外れた。さらに41分には、U-19アジア選手権の戦いを離脱してチームに復帰した安部裕葵がヘディングシュートを放つが枠を捉えきれず、前半は0対0で終了。

 後半に入ると、鹿島が徐々に敵陣に押し込む場面が増えていく。そして58分、中央でのパスワークから、レオ・シルバが抜け出して左足で狙い澄ましたシュートを放つ。これが相手DFの股下を抜けてゴール左隅に決まった。鹿島がついに先制する。

 その2分後には最終ラインの裏でボールを受けた鈴木からの折り返しをセルジーニョがゴールへ流し込むが、これは鈴木がオフサイドの判定をとられてしまう。

 しかし70分、相手のクリアボールに反応した三竿健斗がダイレクトで前方にフィードすると、走り込んだセルジーニョが右足で押し込み、ゴールネットを揺らす。鹿島が貴重な2点目をゲットした。

 ペルセポリスは後半アディショナルタイムにMFネマティが2枚目のイエローカードで退場に。第2戦は出場停止となる。 

 その後もペルセポリスの反撃を無失点に抑えた鹿島は、2対0のまま逃げ切り、第1戦を勝利で終えた。第2戦は11月11日、イランのアザディ・スタジアムで行なわれるが、複数得点、無失点で先勝した鹿島は大きなアドバンテージを手にして敵地に乗り込む。

 


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