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日本行きも噂されたトッティ、ローマで引退した理由は「キャリアを台無しにしたくなかった」

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元イタリア代表FWのフランチェスコ・トッティ氏(41)が、アジアやアメリカで引退しなかった理由を明かした。米『ESPN』が伝えている。

 ローマ下部組織育ちのトッティ氏は、1993年3月にトップチームデビューを果たしてから、2016-17シーズン限りで現役を引退するまでローマ一筋。他のクラブに期限付き移籍したこともなかった。ローマとの契約が満了し、去就が不透明だった2017年夏には、東京ヴェルディアメリMLSへの移籍が浮上したが、最後までローマ愛を貫き、引退を決意した。

 近年、30歳を過ぎたワールドクラスの選手達がヨーロッパから離れ、アメリカやアジアに移籍する選手たちも増えてきたが、トッティ氏はそれをしなかった。その理由についてローマの王子は「僕の25年間のキャリアを台無しにしてしまっただろう。僕はいつも1つのユニフォームしか着ないと言ってきた。僕は約束を守る人間なんだ」と説明した。

 また、ローマでの最後の監督となったルチアーノ・スパレッティ監督(現インテル)に対しては「最も引退を後押しした人だ」とコメント。確執が騒がれていた指揮官との関係が良好ではなかったことをうかがわせた。

 なお、トッティ氏は現在、幹部としてローマに携わっている。

 

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