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コウチーニョ、バルサ加入なるか…交渉成立なら移籍金記録を3つ更新へ

 バルセロナ加入の噂が絶えないリヴァプールのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョだが、移籍が成立した場合、複数の記録を打ち立てることとなるようだ。2日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
 バルセロナは昨年夏の移籍市場でコウチーニョ獲得に失敗したものの、以後も同選手への関心を継続。移籍金総額は1億5000万ユーロ(約203億円)に達すると報じられている。報道どおりの金額で移籍成立に至った場合、3つの記録を更新することになるようだ。
 1つ目は、バルセロナにおける移籍金記録だ。同クラブにおける史上最高額での移籍は、昨年8月に加入したフランス代表MFウスマン・デンベレ。同選手のボーナスを含めた移籍金総額は1億4700万ユーロ(約199億円)だった。コウチーニョの移籍が先の金額で成立した場合、わずか5カ月で記録が塗り替えられることになる。
 残り2つの記録は、冬のマーケットにおいて成立した移籍金のスペイン記録と世界記録だ。現在のスペイン記録は、2008-09シーズンにオランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールレアル・マドリードに移籍した際に発生した2700万ユーロ(約36億円)だった。仮に先の金額でコウチーニョバルセロナ移籍が成立した場合、フンテラールの5倍以上の金額となる。
 一方、世界記録は先月発表されたオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクのリヴァプール移籍で、移籍金は8400万ユーロ(約114億円)だった。1カ月も経たないうちに、再び記録が更新される可能性があるのだ。
 バルセロナの悲願とも言えるコウチーニョの獲得。リヴァプール側との交渉をまとめ、3つの新記録樹立となるのだろうか。今後の動向に注目だ。

 

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