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ドルトムントCEO、香川やゲッツェらに続く“出戻り”否定 ムヒタリアン復帰は「妄想」


ユナイテッド移籍2年目は監督の信頼を失い出番減少…古巣への復帰の噂が浮上

 マンチェスター・ユナイテッドアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンジョゼ・モウリーニョ監督からの信頼を失い、今季出場機会を減らしつつある。2015-16シーズンに公式戦23得点32アシストという爆発的な活躍を見せたドルトムントへの復帰も取り沙汰されるなか、ドルトムントCEOはMF香川真司らに続くスター帰還を否定した。ドイツ紙「ビルト」が報じている。

 ユナイテッド移籍2年目のムヒタリアンは、11月5日のプレミアリーグ第11節チェルシー戦を最後にスタメンから遠ざかっている。カラバオカップ(リーグカップ)準々決勝ブリストル・シティ戦(1-2)も途中出場で、モウリーニョ監督の信頼を大きく失ってしまった。

 記事では、2016年にアルメニア代表の司令塔をユナイテッドへ売却したドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァッケCEOが、「私は他の誰よりも、マンチェスター・ユナイテッドに移籍した際の、契約状況を熟知しているんだ。君たちの妄想が爆発した時にだけ、復帰については想像できるだろうね」と語っている。

16年移籍時には代理人とCEOが衝突も…

 ムヒタリアンは契約期間残り1年の時点で、移籍金3000万ポンド(約45億円)でユナイテッドに移籍。その際、ミノ・ライオラ代理人は移籍熱望の胸を公言し、逆にヴァッケCEOは「絶対に出さない」と断固拒否するなど、衝突していた。

 ドルトムントは2014年に香川をマンチェスター・ユナイテッドから復帰させた経緯がある。トルコ代表MFヌリ・シャヒン、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェも“出戻り復帰”を果たしてきたが、ムヒタリアンに関しては黄色と黒のユニフォームに再び身を包むことは難しそうだ。

 

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