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モウリーニョ、バレンシアの負傷は「疲労の蓄積」…程度は現時点で不明

マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督が、17日に行われたプレミアリーグ第18節、ウェスト・ブロムウィッチ戦で負傷退場したエクアドル代表DFアントニオ・バレンシアについて言及した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
 15戦未勝利で降格圏に沈むウェスト・ブロムウィッチを相手に、前半のうちにベルギー代表FWロメル・ルカクイングランド代表MFジェシー・リンガードのゴールで2探査としたマンチェスター・Uだが、77分に1点を返されると、その後チャンスを幾度度となく作られ、あわやドローの辛勝となっていた。
 この試合で66分にハムストリングを痛め、アルゼンチン代表DFマルコス・ロホと途中交代となっていたバレンシアについてモウリーニョ監督が、試合後『スカイスポーツ』のインタビューでコメントした。
「彼のケガは、疲労の蓄積によるものだ。12月のプレミアリーグでしばしば起こりうることだ。彼らは機械ではないんだ。彼は次のブリストル・シティ(キャピタル・ワン・カップ準々決勝)で休むことを知っていた。休憩の前に最後の力を出すことを求められたが、(ケガに)抵抗することはできなかった。チームにはブリントやダルミアンといった選手もいる。私は選手を信頼している。これから困難な状況に対処していくよ」
 控えの選手でこれからの日程を戦う意思を明らかにしたモウリーニョ監督はバレンシアの負傷の程度にも言及。「彼はハムストリングを痛めた。大きな筋肉なのか、中程度の筋肉なのか、小さな筋肉なのかはわからない。待つしかないよ。彼は経験豊富な選手だ。放っておいても自ら深刻な状況にはしないだろう。この過密日程ではどの選手にも負傷の可能性がある」と、現時点で負傷の程度は不明だとした。
 不動の右サイドバックとして活躍するバレンシアは、今シーズンのプレミアリーグで18試合すべてに先発出場。ウェスト・ブロムウィッチ戦までは全試合フル出場しており、文字通り“フル稼働”の代償を払う結果となってしまった。

 

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