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「まだまだハングリー」 レアルMFクロース、初のCWC連覇も止まないタイトルへの渇望

クラブ史上初の1年で5つのタイトルを獲得 クロースは“楽に優勝した”との世間の目を否定

 欧州王者レアル・マドリード(スペイン)は、現地時間16日のFIFAクラブワールドカップ(W杯)決勝で南米王者グレミオ(ブラジル)を1-0で下し、大会連覇を果たした。各国代表が揃うタレント軍団ゆえ、大会前から優勝候補筆頭に挙げられていたが、ドイツ代表MFトニ・クロースは「これだけの長旅をしてやってきて、タイトルを獲るのは決して簡単なことじゃない」と、“楽に優勝した”という評判を否定した。

 クロースは準決勝の開催国王者アルジャジーラUAE)戦では出場機会がなかったが、決勝はインサイドハーフでフル出場。中盤でクロアチア代表MFルカ・モドリッチやブラジル代表MFカゼミーロとともに、攻守で安定感を生み出した。

 レアルはクラブW杯優勝により、2017年はリーガ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)、UEFAスーパーカップスペインスーパーカップに続き5つ目のタイトルを獲得した。“白い巨人”が1年で5つのタイトルを手にするのはクラブ史上初めてのこと。世間的には、UEFAチャンピオンズリーグに比べれば“相手のレベルが落ちる”と見られるクラブW杯だが、クロースは簡単なタイトルではないと話す。

「いつだってタイトルを獲るのは特別だし嬉しいよ。常にチームに貢献することを考えているけど、1年で5個のタイトルを獲るのは凄いことだよね。もしかしたら、このタイトルが最も簡単なことだと思われているかもしれないけど、これだけの長旅をしてやってきてタイトルを獲るのは決して簡単なことじゃない」

 

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