footballマガジン

世界のサッカー情報局

香川真司、チームを救う貴重なゴールを決める!ドルトムントは体制が変わりショウヘイで初勝利!!

先発した香川はFKから1点目の起点になると、89分にピエール・エメリク・オーバメヤンとのコンビネーションから2人で相手守備陣を崩してチーム2点目をゲット。香川のリーグ戦3点目でリードを広げた。

試合はそのまま2-0で終了。ドルトムントはペーター・シュテーガー監督体制初戦で勝利を飾り、第7節以来の勝ち点3を手にした。

ピーター・ボス監督の解任とペーター・シュテーガー氏の新指揮官就任を発表し、新体制での初戦を迎えたドルトムント。12日に行われたブンデスリーガ第16節のマインツ戦、2-0でリーグ戦9試合ぶりの勝利を手にした。

 大衆紙『ビルト』は、シュテーガー新監督を迎えたドルトムントが今シーズン最高の運動量(総走行距離120.8キロメートル)を記録したことを評価し、チームに再び活力が戻ったと見ている。

 キャプテンを務めるドイツ代表DFマルセル・シュメルツァーは「ようやく勝ち点3を取れてホッとしているよ。今日はピッチ上で皆が戦っていた。今日のようにプレーしていれば、先週の土曜日(9日の第15節ブレーメン戦)も勝てていたはずだけど。(その原因は監督?)それを原因にするのはあまりに単純すぎるよ。重要なのは、勝ち点3を目指して戦ったことだ。今日は一人ひとりから(それを)見て取ることができたね」と『スカイ』のインタビューで話している。

 試合後、シュテーガー監督はボス前監督への敬意を表した。ドイツ紙『ルール・ナッハリヒテン』は「ボス前監督は良い仕事をしていたに違いない。ここでは、彼のことを悪く言う人はいないよ。彼はこのチームに多くのことを残してくれた。この勝利は彼のものでもある」というコメントを紹介。謙虚な態度を称えている。

 解任されたケルンは最下位に沈んでいたが、成績不振に陥っても多くの人望を集めていたシュテーガー監督。その理由を見て取れる言動を示し、初戦で勝利を収めてみせた。動揺しているドルトムントを落ち着かせるための順調な一歩を踏み出したようだ。